【ダメな歯の宿命】

やっぱりダメか…

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

現在50代半ば女性・M様の約10年前の治療で

根っこのコンディションが悪い前歯の軽量化

昨日のブログでお話ししました↓

でも

やっぱり神経（歯髄）を抜いてもらっている歯の

クオリティは低く（もろく）　なる一方です。

前歯として

“噛み切る”仕事は休めません。

そして

前回セラミッククラウンを作ってから

5年も経たずに前歯が外れて

根っこだけになってしまいました。

クラウンの方は

コア（芯棒）と一体化して外れていましたが

芯棒が折れてしまっているのが分かります。

根っこをよくチェックしてみると

芯棒部分（黄色の円）が広すぎて

根っこの壁はとても薄くなっています（青斜線）

これでは

もう抜くしかありません…

将来的にどうするか？

考えて準備してからじゃないと

患者さんなら誰でも

「分かりました！歯を抜きます」

カンタンには言えませんよね…

まず大事なことは

☆抜歯することを覚悟する

☆「抜歯した後どうする？」を考える

ですが

差し当たり

仮の歯を入れて審美的ダメージを回避する

これが喫緊のテーマでした。

こんな感じで凌げて少し安堵されましたが

「もうインプラントしかないですよね…」

M様ご本人からの声でした。

さてさて

前歯のインプラントですが

理想を高くセッティングするなら

私では役不足かも知れません。

3日前のブログ記事で語りました↓

以上

3,394日目のブログでした。