【お隣さんも救えた歯医者】

抜かずに済みそうです！

こんにちは！

“直す”より“治す”

自然治癒力を最大限に活用させる

“女性専門”の削らない歯医者　年名　淳です

歯をレスキューする！

6日前から

40代半ば女性・N様のケースを披露しています。

初日の記事はこちらです↓

前半5日間は

第二大臼歯についてお話ししました。

昨日からは“お隣さん”の歯です。

N様の病状経過や現状と

レントゲン検査を合わせて判断すると

歯髄（神経）の炎症と

歯槽骨（歯を支える骨）の炎症が

同時に起こっていました。

バイ菌による感染でダメージを受けた歯髄を取って

根管の中をキレイにする治療を行いました。

これがうまくいくと

歯を抜かなくて済みます。

ラバーダムというアイテムを使って

根っこの治療を始めました。

「何回で終わる」

「何週間で治る」

と言い切れるものではありません。

根っこの中に入れる殺菌剤（貼薬）の効果が

いつどのように発揮されるのか？

「カラダの治す力」と「バイ菌の感染力」の関係によります。

治療期間中には

殺菌剤がしっかり効くように

接着力のあるセメントで密封することが大事です。

では

どのように治っていったか？

レントゲンで経過をご覧ください。

良くなるとともに

根っこの周りの

“ぼんやり黒い影”が変化していきます。

1年以上の期間をかけていますが

「早く治す」より

「じっくり治す」の方が

長い目で見ると絶対いいです。

N様ご本人も

時間とともに

「また悪くなったら…」という不安が小さくなります。

余談ですが

レントゲン画像での経過をご覧いただいて

お隣（第二大臼歯）も

時間とともに良くなっているのが分かりますか？

痛くて辛かった2本の奥歯を救出できたお話でした。

以上

3,357日目のブログでした。